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徳之島・松永酒造でGWイベント「マルシカ祭」 黒糖焼酎の量り売りなど

黒糖焼酎「マルシカ」を持つ杜氏の松永さん

黒糖焼酎「マルシカ」を持つ杜氏の松永さん

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 5月9日・10日の「奄美黒糖焼酎の日)にちなみ、松永酒造(伊仙町阿三)がゴールデンウイークの5月7日・8日の2日間、黒糖焼酎「マルシカ」の量り売りなどのイベント「マルシカ祭(さい)」を行う。

昨年のイベントの様子 

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 マルシカは1952(昭和27)年の創業時から販売。1972(昭和47)年に販売をやめていたが、社長で杜氏(とうじ)の松永晶子さんが2020年12月に復活させ、翌年から同イベントを開催。今回で3回目となる。

 松永さんは「日頃から自分の手で新しい焼酎を作りたいと思っており、その手始めとして自社ブランドの味を復活させた。懐かしく思う当時の方や、まだ味を知らない世代に味わってほしい」とイベントを企画した経緯を話す。昨年の来場者は200人を超え、島外からの参加者も多く見られた。

 イベントは、容器(ペットボトル可)を持参して参加できる量り売り。種類はアルコール度数25度の通常の量り売り(100ミリリットル=100円)、当日でしか販売しない原酒40度(同=150円)、カシだる貯蔵酒43度(同=300円)。量り売り用の瓶(700ミリリットル~=100円~)も用意するほか、商品も販売。マルシカを使ったケーキやコーヒー豆を漬け込んだドリンクなどを提供するブースも併設。イベント期間中の工場見学も行う。

 大学在学中に黒糖に含まれる新種の酵母菌を発見したという松永さん。「この菌を使った新しい焼酎を作って、黒糖焼酎をもっと魅力と価値のある商品にしていきたい」と今後の目標を語る。

 開催時間は両日共11時~17時。

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