徳之島を少しでも知ってほしい、島のために何か貢献できることはないかーー。そんな思いで始めた「島プラス+」シリーズの第2弾が始まった。オリジナルTシャツの売り上げの一部を島内の環境保全に取り組んでいる団体やインドのオーガニックコットン生産農家へ寄付する仕組みになっている。
活動を先導する資村貴洋(すけむらたかひろ)さん・なおみさん夫婦は現在、徳之島町亀津で飲食店「MURMUNN'マームン」を経営する傍ら、デザイン、制作を手掛けている。「OBORA(オボラ)」は徳之島の方言でありがとうを意味する「オボラダレン」に由来する。
2人は9年前「島で今までにない、おしゃれでカッコいいTシャツを作り、徳之島の新たな土産の1つとして多くの人に徳之島に興味をもってほしい」とブランドを立ち上げた。
当初はネット販売を中心に行っていたが、店頭販売の要望が多くなったことを受け、現在、マームンの2階にあるカフェに販売スペースを設けて販売している。
「OBARAの商品をもっと多くの方に知って頂き、徳之島のために少しでも貢献できるように、そして、世界自然遺産登録に関連した商品の開発を行っていきたい」と2人は話す。
「島プラス+」第1弾は、タンブラー、続く第2弾では、オーガニックコットンを使ったTシャツを販売している。価格は4,200円(税込)。
その他、オリジナルトートバッグや雑貨、はがきなどを取りそろえている。