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「ODORIフェス」に600人 徳之島の芸能文化を未来へつなぐ

出演者全員でのフィナーレ

出演者全員でのフィナーレ

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 「第3回ODORIフェス」が6月1日、徳之島町文化会館(徳之島町亀津)で開催され、さまざまなジャンルの団体10組が日頃の練習の成果を詰め込んだ華やかな演舞を披露した。

オープニングを務めた「藏越エイサー隊」

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 会場には、家族や知人の晴れ舞台を一目見ようと約500人の観客が来場。関係者を含めると600人以上が会場を埋め尽くした。

 約半数近くの団体が20年以上の活動歴を持つベテランぞろいで、年配の人々の演舞がひときわ目を引いた。長年培ってきた技術と表現力で観客を楽しませ、会場からは惜しみない拍手が送られた。

 フェスの最後を飾ったのは「内琉球舞踊」による演舞。3歳の園児が登場し、かわいらしいながらも一生懸命に舞を披露。会場からはこの日一番の大きな拍手と温かい歓声が沸き起こった。

 主催した文化会館館長の実島一仁さんは「老若男女関係なく、日々の練習の成果を華やかな演出で発表できる場となり、より一層の島の芸能文化の発展につなげたい」と話し、今後もフェスを継続していくことに強い意欲を見せた。

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