
沖永良部島の「エラブココ」(知名町屋者1029-3)で3月1日、島の特産品や文化を紹介し、島のサービスを提供することを目的としたイベント「ごほうびマルシェ」が開催された。主催は、おきのえらぶ島観光協会。
知名町地域おこし協力隊の島の交流ディレクター池中良子さんが企画した。
前日までの雨天が嘘のような小春日和の中で、島の魅力を1カ所で感じてもらう機会を設けた。和泊町地域おこし協力隊の島旅プランナー浅野舞子さんも運営に協力し、イベントを盛り上げた。
当日は、飲食店やタイ式マッサージ、ヨガ教室、クラフト体験など10店舗が出店。来場者は沖永良部島の自然や文化に触れながら、普段1カ所では得られない体験を楽しんだ。地元の「はたの三味線教室」による三線の演奏も披露され、島の音楽とともに参加者は沖永良部島の文化に浸った。装飾は和泊地域おこし協力隊員・西谷さんが担当し、会場を美しい島の花々で彩った。
会場には約200人が訪れ、島の魅力に触れ、島民同志の交流を深める場となった。
池中さんは「天気にも恵まれ、来場者の皆さんに気持ちのいい時間を過ごしてもらえて良かった」と振り返る。