自家製麺讃岐うどん「天猿(てんざる)」が沖永良部島知名町に6月8日、オープンした。
香川県で讃岐うどんを学んだ宗岡美吉(みよし)さんが開いた。オリジナルブレンドの小麦粉が自慢だという。店内は、カウンター3席、座敷1部屋(6人程度)。外にはテーブル2卓(4人掛け)を設置し、開放的な空間でうどんを楽しめる。
スープはかえし(しょうゆ)と白だしを合わせて作るが、同店では両方を一から作っているため、「まろやかな甘み、深み、風味を楽しめる」という。麺はじっくり寝かせ、熟成させたものを開店寸前に伸ばすことで「もちもちの食感」を作り出している。
宗岡さんのお薦めは「天猿ぶっかけ(冷)セット」(1,050円)。エビ2本とカボチャ、オクラ、大葉が入る。トマトやレモンも添え、途中から味の変化も楽しめるよう工夫する。他にも、「天猿かけ(温)セット」(1,000円)、「かけうどん」(450円)、「えび天うどん」(850円)のほか、トッピングで「ちくわ天」(100円)なども用意。アラカルトのおにぎりやいなりもそろえる。
営業時間は11時~15時(麺が無くなり次第、終了)。日曜定休。7台ほどの駐車スペースを完備する。