与論島の無人野菜販売所「野っ菜堂(やっさいどう)」(与論町那間)で3月15日、「第6回 野っ菜堂感謝祭」が開かれた。オープン直後から多くの住民が訪れ、新鮮な野菜を買い求める姿で活気にあふれた。
同店は、農家が消費しきれない野菜を「地域住民に安く提供して喜んでもらおう」と6年前に開設。与論の方言で「安いよ」を意味する「やっさいどー」と「野菜」をかけ合わせた名称。代表の田畑博徳さんら5家族の農家が共同で運営している。多忙な農家でも継続できるよう、普段は無人販売の形態を取っている。
感謝祭当日はメンバーの家族や子どもたちも販売スタッフとして参加。店頭には旬の野菜のほか、野菜の苗、地域のアート作家によるアクセサリーなどが並んだ。
田畑さんは「化学肥料や農薬にも気を付けて、安心、安全な食を安価で提供しようとこの形になった。今日のように、年に一回感謝祭を開いている」と話す。