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与論中図書館がリニューアル 官民連携で安心できる居場所に

(左から)TERASプロジェクト住友代表、設計担当の出村さん、加藤理事

(左から)TERASプロジェクト住友代表、設計担当の出村さん、加藤理事

 与論町立与論中学校(与論町麦屋)で2月27日、一般社団法人「全国中小企業経営能力認定協会」(東京都港区)が主催する「TERAS(テラス)プロジェクト」でリニューアルした図書館の完成式典が行われた。同協会は与論町と町教育委員会と連携協定を結んでいる。

生徒会図書委員長からお礼の言葉

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 同プロジェクトは、図書館の再整備を通じて思春期の生徒が安心して過ごせる「居場所」を創出し、企業・地域・子どもがつながる仕組みを生み出し、地域活性化に寄与するのが目的。取り組みを全国へ広げ、多くの人を幸せに導く社会作りをビジョンに掲げる。

 式典では、学校長や与論町長のあいさつに続き、同協会の住友結美さん、理事の加藤えみこさん、設計担当の出村雅代さんが、これまでの経緯や改修に込めた思い、新しく生まれ変わった図書館の特徴を紹介。その後、来賓や保護者が館内を見学した。

 リニューアルされた館内は木の素材で統一し、壁面にはシンボルツリー「生命の樹」を描いた。島オリジナルのオルゴールが流れる空間には、大型ソファや半個室型の学習スペース、外の景色を眺められる読書席などを設け、生徒が自分に合った居場所を選べるよう工夫を施す。オルゴールには数秘を元に、「与論の未来の子どもたちを育てる知識の種」というメッセージを込めたという。

 見学した保護者からは「島にこれほどおしゃれな図書館ができてうれしい。一般利用もできるようになれば、ぜひ活用したい」と喜びの声が聞かれた。住友さんは「木のぬくもりや色合い、人の思いを感じられる図書館を目指した。ここで心を落ち着かせ、自分と向き合う時間を過ごし、読書や学習に集中してほしい」と期待を込める。

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