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沖永良部島の主婦が地元素材使ったチョコ開発 パート先の上司も驚き

(左から)衛守さんと、パート先の上司の町田さん

(左から)衛守さんと、パート先の上司の町田さん

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 沖永良部島で2月14日、同島の素材を使った新商品のチョコレートが発売された。開発したのは、同町在住の衛守千恵子さん。島の土産にチョコレートがないことに着目し、町の支援事業を活用して商品化した。

沖永良部島クラフトチョコレート(しま桑)

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 商品名は「自然の恵み」を意味するフィンランド語の「LUONTO」を冠した「LUONTO CHOCOLATE」で、「しま桑」「レモングラス」「黒糖塩キャラメル」の3種類を用意。しま桑味はホワイトチョコレートと合わせ、独特の風味を生かした。レモングラス味は島産の塩をアクセントに加え、爽やかな味わいに仕上げた。黒糖塩キャラメルは黒糖とチョコのバランスの調整に苦労したという。子どもから高齢者まで安心して食べられ、亜熱帯気候の同島でも溶けないように工夫を凝らしたという。

 衛守さんは、島外への土産で種類が限られる中、「新しいものがあればいいのに」と考えていたことから、自身も好きなチョコレートの商品開発を決意。夫の歩さんに相談したところ、開発費用の2分の1を町が補助する「和泊町ふるさと特産品支援事業」を紹介され、応募。採択され、夏ごろから開発に取り組んだ。製造は、地域素材とのコラボレーション実績がある静岡県の製菓業者に委託。包装のデザインは島内在住のデザイナーに依頼した。

 衛守さんにとって、商品開発は今回が初めて。衛守さんが週2日勤務する宿泊施設「コチンダホテル」を経営する町田由紀子さんは「チョコレートを作ったと聞き、これまで仕事でそんな素振りがなかったので、意外な一面に驚いた。素材の味をしっかりと感じる」と太鼓判を押す。衛守さんは「大事な人への土産など、何か特別な時に買っていただけたら」と利用を呼びかける。

 価格はオープン。おきのえらぶ島観光協会や主婦の店、Aコープ和泊店で扱い、今後は島内の他の店などにも販路を広げる予定。

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