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沖永良部島の知名町で「こころ音楽フェア」 島内外からミュージシャン集う

子どもたちをステージに上げ、手話を交えながら歌う強力さん。

子どもたちをステージに上げ、手話を交えながら歌う強力さん。

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 沖永良部島のおきえらぶ文化ホール「あしびの郷・ちな」(知名町瀬利覚)で1月11日、「第8回こころ音楽フェア」が開催された。島外からの出演者や、地元の沖永良部高校の生徒らのバンドによる演奏などを聞きに約400人の観客が集まった。

島民による男女グループ

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 カラオケ世界チャンピオンで「日本レコード大賞」新人賞受賞歴のある海蔵亮太さんや、沖縄県出身のナシルさん、手話をしながら歌う「サインシンガー」の強力翔さん、NHK紅白歌合戦出場経験のある歌手の石嶺聡子さんらが来島。島内外の出演者が歌や演奏で会場を盛り上げた。

 海蔵さんはオリジナル曲「愛のカタチ」や美空ひばりの「愛燦燦(あいさんさん)」などを披露。主催者の藤原愛さんが海蔵さんと行ったトークセッションでは、今井力夫知名町長が壇上に上がり、同島産の黒糖焼酎「天下一」を海蔵さんに贈った。ナシルさんは三線と太鼓を使いオリジナル曲「うつぐみ」をパワフルな歌声で響かせ、石嶺さんは代表曲「花」などを歌い上げた。強力さんは手話を交えて歌い、子どもたちをステージに上げて童謡「虹」を披露した。

 島内の出演者として、沖永良部高校の生徒らから成るバンド「BICEPS」や島の民謡を歌う男女グループ、「懐メロクラブ」、沖永良部視覚障がい者福祉協会のメンバーらが出演。熊本県からトロンボーン奏者のかわずさんも駆けつけた。BICEPSはBON JOVIの「It's My Life」で、ボーカルが客席を駆け回りながら歌い上げ、会場を沸かせた。

 2021年に兵庫県で第1回を開催した同コンサートは、藤原さんが「障がいの垣根を越えて福祉と音楽をつなぐイベントを行いたい」と思い企画したことがきっかけで始まった。藤原さんの母親の出身地であり、自身も幼少期に過ごした沖永良部島で7回目を開催し、今回8回目を迎えた。鑑賞した青木久代さんは「素晴らしい音楽フェアに感動した。明日から気持ち新たに頑張ろうと思った。関係者の頑張りに心から拍手を送りたい」と話す。

 藤原さんは「(主に地域住民が出演する)チャレンジステージを中心とした構成で、出演者も互助しながら有意義なパフォーマンスとなった。島民の皆さんからとても良かったという声を頂き、次回開催のモチベーションになった。来年も島に戻ってきたい」と振り返る。

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