手作りのたこ揚げを通じて昔ながらの遊びを伝え、世代間の交流を図る「第6回全町ちびっこ手作り凧(たこ)揚げ大会」が1月4日、与論町のコースタルリゾート(与論町茶花)で開催された。町老人クラブ連合会が主催し、町教育委員会と子ども育成会が後援した。
不安定な天候で幕を開けた今年の与論島だが、当日は天気が回復し、冬空高く舞う手作りたこが見られた。参加した児童らは、家庭や各集落のたこ作り教室で作ったたこを手に集合した。
会場では、試行錯誤の末に高く揚がったたこを見て喜ぶ児童や、風を捕まえようと懸命に走る姿が見られた。家族連れで楽しむ光景も広がり、高齢者がバランスの調整を手伝うなど、多世代が触れ合う和やかな場となった。
閉会式では「よく揚がったで賞」「デザイン賞」「ほのぼの賞」などユニークな名の各賞を表彰した。同連合会の麓才良会長は「70年前はガジュマルの樹液をたこ作りののりに使った」と振り返り、中山教育長も「50年前は米粒をのりにしていた」と、当時のエピソードを披露した。
長時間たこを揚げていた児童は「落ちそうで怖かった、たこは自分で作った、楽しかった」と笑顔を見せた。その保護者は「昨年より上手になっていて成長を感じた」と話していた。