与論島で11月23日、「第32回ヨロンマラソン2025」があり、島内では数日前から準備が進められ、当日もマラソンの運営を支える多くの島民の姿が見られた。
島民は早朝からエイドステーションの設営を行い、交通整理のボランティアスタッフが配置に就き、ランナーを待ち受けた。
秋晴れの空の下、ランナーが一斉にスタート。沿道では、声援を送る人や太鼓、三線でランナーを鼓舞する光景が広がった。
難所である昇龍橋の坂を登り切った第3給水所では、城集落の住民らがドリンクのほか、前日から用意した豚汁ややぎ汁などでランナーを手厚くもてなした。子どもたちが声援を送りながらマラソン用の給水スポンジを配るなど、地域が一体となってランナーを支えた。
給水所を手伝った大山和子さんは「昨年はランナーで参加し、とてもよくしてもらったので、今年はスタッフで参加した。前日の準備から翌日の片付けまでいろいろ準備があり、島民総出のイベントだとよく分かった」と振り返る。
実行委員長の若松初江さんは「地域の人々には感謝の言葉しかでない。ヨロンマラソンを島全体で盛り上げようという雰囲気がとてもうれしい。私設のエイドステーションもいろいろな場所にあり、楽しもうとしてくれていた」と話す。