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徳之島で初の歌劇 ファビュラスレビューボーイズ、華麗なダンスで島民魅了

カーテンコールを受けて再登場する出演者たち

カーテンコールを受けて再登場する出演者たち

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 男性主体のレビュー・ユニット「ファビュラスレビューボーイズ」による徳之島初の歌劇が5月24日・25日、徳之島・天城町防災センター(天城町天城)で開催され、華やかさと熱気に包まれた全3公演が満員御礼で終演した。

観客と出演者でかけ声を合わせるシーン

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 今回の公演は、同町出身の実業家・山田長満さんが主宰する「松原塾」の開校を記念して企画された。企画・制作は「ESP(Eternal Splendor Promotion)」(神奈川県川崎市)が手がけ、島民を無料で招待した。

 離島での初舞台となる今回、出演者には「10carats(テンカラッツ)」のメンバーをはじめ、元宝塚歌劇団、OSK日本歌劇団、松竹歌劇団(SKD)のOGなどが勢ぞろい。出演者、関係者を含め総勢30人を超える座組となった。

 舞台音響照明も本格的な演出を施し、観客は目の前で繰り広げられる歌声とダンスの迫力に圧倒された。華やかな衣装を身にまとったパフォーマーたちが織りなすレビューには、惜しみない拍手と歓声が上がった。公演後、多くの観客から「こんなに素晴らしい公演を無料で見られるなんて」「夢のような時間だった」「またぜひ来てほしい」などの声が聞かれた。

 ESP代表の神崎順さんはカーテンコールのあいさつで、「電話やメールで何度も公演の打ち合わせをさせていただく度に、徳之島の方々の温かさに感動した」と感謝を伝えた。

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