
世界の屋台料理を販売するキッチンカー「わーるど屋台 ズッ友亭」が3月29日、与論島で営業を始めた。
大金久地区のゲストハウス「ズッ友荘」(与論町麦屋)を経営する金丸智彦さんと木村龍之介さんが開いた同店。朝は中華がゆ、昼はタイ風唐揚げ「ガイトート」やドイツ風カレーソーセージ「カリーヴルスト」、イギリスの「フィッシュアンドチップス」(以上500円)を販売する。
金丸さんは「僕らは世界中を旅してきたが、ゲストハウスでそのことを強く押し出してこなかった。新しい事業では『ワールド屋台』として、世界の屋台料理、ファストフードを販売することにした。与論島では朝食や昼食を提供する店が観光客数に対して足りていない。そのような課題の解決につなげ、観光客に手作りの温かい料理を食べてほしい」と話す。
中華がゆについて、「アジアの屋台では朝早くから、老若男女がおかゆを食べている。現地では鶏のだしや海鮮のだしで炊いていた。だしで炊くおかゆを初めて食べた時は衝撃を受けた。二日酔いの朝にもちょうど良い」とも。
キッチンカーは主にゲストハウス前の駐車場で営業し、イベント時は島内各所に出店する。スケジュールはインスタグラムで知らせる。
営業時間は、8時~10時、11時~14時。火曜・木曜定休。