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与論中央公民館で閉館イベント「さよなら、ありがとう中央公民館」

ステージで歌う「ヨロンどれみ」の児童ら

ステージで歌う「ヨロンどれみ」の児童ら

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 与論町中央公民館(与論町茶花)で3月26日、施設の老朽化で3月31日に閉館する同館を惜しむイベント「さよなら、ありがとう中央公民館」が行われた。「ヨロンどれみ」が主催し、同町教育委員会が共催した。

最後の挨拶をするYUKOさん

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 同館は1969(昭和44)年に落成。55年間にわたり、島の結婚式やコンサート、催し物、会議、教室などに使われてきた。

 イベントは2部構成で行い、第1部では公民館のホールを開放し、ピアノや三線、ギターを弾き、子どもたちが自由に踊る空間となり、見学者も自由にくつろぐ姿が見られた。

 続く第2部ではコンサート形式のステージを披露。ダンス、ソプラノ、シャンソン、ウクレレ、フォークギター、アルトサックス、島唄や児童たちのピアノ演奏が披露され、親しんだ公民館で最後のステージを飾った。最後はホール全体を使って児童たちがダンスを披露し、観客を巻き込んだ踊りが繰り広げられた。

 イベントを企画したのはオペラ歌手で、ヨロンどれみで児童に歌も教えるYUKOさん。YUKOさんは「閉館すると聞いて、何かやりたかった。前半はストリートピアノのように、皆が自由に訪れて表現したり、過ごしたり、自分の心のアルバムを開くような時間にしたいと思った。後半のコンサートも皆がほほ笑んで幸せそうに集っていた。中央公民館に『ありがとう』と大声で言って感謝を染み込ませた瞬間が忘れられない」と振り返る。

 音楽活動の環境については、「与論島では野外でのイベントが多く、響きの中で細かい表情や表現まで感じられる場所が少ない。中央公民館がなくなり、その機会が失われることへの危機感も改めて感じた」とも話す。

 併せて、造形作家プッチ・マルチェッロさんの作品展も開き、漂流物や与論の土を使った作品を展示した。

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