鹿児島県沖永良部島・和泊町にある高千穂神社で元日の朝、「新春福男・福女参り」が初めて行われた。
スタート地点は和泊小学校正門で、ゴールは近くの高千穂神社境内。約2分弱のコースに地元住民や帰省客が多数参加し、元日早々、爽やかな汗を流した。
以前から、執行役員らは「元日に神社に人が集まり、皆で新年を祝うことができたらいい。島にはスポーツに取り組む人が多いので、本土で行われている福男競争のような形式を取り入れられないか」と話し合っていた。その後、コロナ禍を経て昨年末に高千穂神社奉賛会の協力で副賞の提供が決まり、具体的な話が進んだ。当日は氏子会の協力も得て、イベントが実現した。
結果は、男性の部「福男」=東(ひがし)和哉さん(1分56秒)、女性の部「福女」=白峯袴羽(しらみね・こはね)さん(1分46秒)。それぞれ、賞状と副賞が贈られた。