米の価格高騰を受けて、年内で閉店が決まっている沖永良部島のカフェレストラン「SeriyosA(せりよさ)」(知名町知名)が現在、テイクアウト利用で注文したピザ1枚ごとに100円を割り引いて販売している。
店主の勘里洋介さんは「米が昨年の倍に感じる中で、ご飯はおかずを減らすことなく、たまには違った料理で家庭が元気になれば。コロナ禍の中で開店し、皆様に支えてもらって続けることができた。同じ場所にあった店から引き継いだ『せりよさ』という名前は忘れないでほしい」と話す。せりよさは沖永良部島の古名。
利用客の親子からは「財布に優しく、おいしいピザは子どもたちも大喜びで助かる」という声が聞かれた。
ピザは11種類をそろえる。人気メニューは同島産のキクラゲを使った「三種きのことベーコン」と県産の黒豚を使った「黒豚ソーセージ&サラミ」だという。
営業時間は17時~22時(日曜は12時~21時)。水曜・木曜定休。予約受け付けは12時~21時。今月25日まで、テイクアウトのみ割引、店頭と予約のどちらでも注文を受け付け。12月中の利用は予約のみ受け付けるという。電話番号はインスタグラムのプロフィールに掲載。