ラーメン専門店のない与論島に10月11日、ラーメン店「麺処むすび」がキッチンカーで営業を始めた。
埼玉のラーメン店「中華そば こむぎ」で5年ほど修業を積んだ店主の松永航さんは2022年、与論島に移住。今年6月にキッチンカーを購入し、これまでプレ営業を行いながら、試行錯誤を繰り返してきた。
松永さんは「移住して与論島にはラーメンの専門店がなかった。ラーメンを作ることが好きなので、今まで培った技術を生かしたい。幅広い世代に食べてほしいので、甘口のしょうゆを使ったスープにした。もともと働いていた店の味もリスペクトして、同じではないが近い味にした」と話す。
看板メニューは「醤油(しょうゆ)らぁめん」(1,200円)。鹿児島のしょうゆを使ったスープに、チャーシュー、メンマ、味玉、ネギ、ユズをトッピング。全ての食材に松永さんが味を付け、ネギはみじん切りと白髪ネギを併用する。
今後については、「同じキッチンカーでおむすび店もやりたい。背伸びしていると思われるかもしれないが、将来はラーメンのチェーン店を作りたい」と意気込む。
営業時間は11時~16時。営業場所は、月曜・火曜・金曜=ヨロン島ビレッジ内ハマダ、土曜=ニシムタFC与論店駐車場の予定。インスタグラムで知らせる。