「第64回港まつり海上競技」(船こぎ競走)が8月4日、沖永良部島漁業協同組合前の漁港で開かれた。
一般男子の部39チーム、一般女子の部13チーム、子ども会の部10チームの計62チーム、延べ500人近くが参加。字(集落)、同級生、役場職員、出場を目的とした有志など、さまざまな共通点で集まった選手が8人乗りボートを、かけ声と共に全身を使ってこぎ汗を流した。
観客の多くは出場選手と同じTシャツを着て、太鼓をたたいたり、声援を送ったりして選手を支えた。優勝チームは、一般男子の部が「玉城青年団A」、一般女子の部が「西原ヤングパーソンズ」、子ども会の部が「喜美留字子ども会」。
沖永良部島に4度目の滞在中に、誘われて「チームナイキナTシャツ」の選手で出場した米谷英之さんは「チームワークは苦手だが、みんなでこぐからこそボートは進むので、連帯感を実感する。(1回戦敗退だが)もっと練習して、勝ちたかった」と振り返る。