与論町朝戸公民館(与論町朝戸)で7月21日、「あさとげんきたなばたまつり」が行われた。「これまで朝戸公民館長がやっていた二宮金次郎役ができるなんて思っていなかった」と話す与論小4年生の川上絆寿くんが祭りの最初に行われるパレードを先導した。
会場を訪れた人たちは、子どもたちを中心としたフラダンス・和太鼓・ファミリーコンサート・エイサーなどの舞台のほか、盆踊りや屋台での飲食を楽しんだ。来場した親子は「子どもたちが楽しめる工夫がたくさんあり、大人も一緒に楽しめた」と話していた。
運営に携わった朝戸青年団長の沖道成さんは「子どもから大人まで、地域の人たちの力を合わせて楽しみながら祭りが開催できていることを誇りに思っている。島の子どもたちの夏休みの思い出になってくれれば」と話す。
実行委員長の西田健一さんは「舞台では出演する子どもが活躍し、会場にはそれを見て楽しむ大人たちがいた。出演しない子どもたちも会場で露天やゲームを楽しんでいて、参加した人たち全員参加型の祭りにすることができた。また来年も笑顔あふれる祭りをつくり上げられたら」と話す。