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与論町で海洋教育魅力化セミナー 「海洋教育 ゆんぬ学」の発展目指す

与論町長から開会のあいさつ

与論町長から開会のあいさつ

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 第2回与論町海洋教育魅力化セミナーが6月19日、与論町中央公民館(与論町茶花)で開かれた。主催は与論町海洋教育推進協議会。

清水建設アメッド・モヒさんによる「これからの時代に必要な力」

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 同セミナーは与論町が「総合的な学習(探究)の時間」を使って独自に運営する「海洋教育 ゆんぬ学」(「ゆんぬ」は与論を意味する方言)の取り組みと趣旨を多くの島民、その中でも中高生の保護者に伝えることで、同教育の発展につなげることを目的としている。

 当日は取り組みの紹介後に3組が講演を行った。演者と演題は、清水建設ビジネスイノベーション室執行役員室長アメッド・モヒさんの「これからの時代に必要な力~有限のであいを無限の可能性へ~」、鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンターセンター長藤枝繁さんの「探求学習を通じた進路実現の可能性」、与論町教育委員会教育長中山義和さんの「最南端は最先端!与論町が目指す教育について」。

 質疑応答では「新しい発想がなかなか出てこないとき、企業の中でどういう取り組みを行っているのか」という問いに、登壇したアメッド・モヒさんが思いを述べた。

 セミナー後、藤枝さんは「子どもたちが好きなことをやってみるチャンスを親が積極的に作り、子どもたちはまずやってみること。子どもたちの探究活動を応援してあげてほしい」と呼びかけた。

 参加者からは「子どもたちには、海洋というネーミングに捉われず自由な発想で探求してほしい」「設定したハードルが高いと感じたとしても、必ず飛び越えなければならないわけでなく、下から潜り抜けていくという選択肢もある。いろいろな可能性を開いていくよう、みんなで考えていけたら」などの声が聞かれた。

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