6月23日に梅雨明けし青空が広がった沖永良部島・和泊町皆川字の県道沿いで現在、畑一面のヒマワリが道行く人々の目を楽しませている。
自分たちで植えた、咲き始めたヒマワリの前で希心(きこ)ちゃんと、樹希(いつき)くん
仕掛け人は「皆村農園」社長の皆村正樹さんとその家族。5年前から農園の主作物であるジャガイモの収穫が終わった畑に緑肥として4ヘクタールの農地に家族でヒマワリの種をまき始めた。
年々、梅雨明けのこの時期から7月上旬まで島民や観光客が畑の辺りに車を止めスマートフォンで写真を撮り、SNSでの情報発信を楽しんでいる。
「花の咲かない緑肥もあるが、せっかくなのでヒマワリを植えることで夏の時期の沖永良部の風物詩にし、皆さんに楽しんでもらおうと続けている」と皆村さんは話す。
長男で大城(おおじろ)小学校6年の樹希(いつき)さんは「通りすがりに撮影の様子を見ることがあるが、島民か観光客か見分けられるようになってきた」と笑顔を見せる。
来年は5ヘクタールに農場を広げることを既に計画しているという。