徳之島町のフルーツ加工品販売店「SHOP吉三」(徳之島町母間)が8月で1周年を迎えた。経営は農夢ワールド。
社長の田袋智絵里さんは「元々自社でフルーツの生産・販売を行っていたが、傷物や台風の影響で出荷できないフルーツや、地元の高齢になるフルーツ農家の販路にそぐわず畑に破棄されていた農産物が何とか無駄にならない方法は無いかと、先代からの強い要望もあり社内で思案し、ジュースやかき氷、軽食などに加工提供する店として昨年8月オープン。無事に1周年を迎えることができた」と話す。
新型コロナウイルスのまん延に伴い、8月12日に同町の警戒レベルが5に引き上げられたため、予定していた記念イベントは中止となった。専務の田袋恵美さんは「コロナが収束したら、子どもたちや高齢者の笑顔の集まる店として、積極的に地域貢献できるイベントを開いていきたい」と話す。
現在、感染拡大防止のため、テークアウト販売をメインに営業。2階のイートインスペースにインターネット、プロジェクターや音響などの設備を完備しており、予約すれば会議や家族で利用できる。
1周年を記念して9月30日まで、利用客に抽選券を配布している。賞品は、1等「年内毎日かき氷またはドリンク1杯無料券」、2等「9月30日まで毎日かき氷またはドリンク1杯無料券」、3等「島のたまてばこ 味付け加工肉7種セット」、4等「同 5種セット」など。1人1回まで。