島の特産品じゃがいもの収穫最盛期を迎えている沖永良部島で3月24日、「第2回じゃがいも王選手権」が開催された。
イベントには延べ350人を超える島民が来場した。メインステージでジャガイモを利用したさまざまな競技が行われ、来場者とともに楽しむ姿が見られた。
ひときわ目を引いたのがメインステージで司会を務めていた「じゃが太郎」の存在。かぶり物を自費で購入し、イベントの盛り上げに一役買っていたのが知名町役場職員の武元翔太さん。
武元さんは島の若手有志で結成されている「シマスキ」のメンバー。「島内のイベントを特産品のキャラクターで活気づけたいと考えた」と話す。昨年秋に行われた知名町産業フェアに続き2回目のイベント登場となった。
イベントを主催したシマリノベの市来武次(いちきむつぐ)さんは「じゃが太郎をイベントの公式キャラクターに任命させていただいた。次回の開催も楽しみ」と心強い協力者に笑顔を見せた。