沖永良部島の「Aコープ知名店」(知名町瀬利覚)の入り口で2月14日、「フラワーバレンタイン」イベントが行われた。
知名町4Hクラブ会員たちとJALふるさとワーキングホリデー参加者
花の島である沖永良部島でフラワーバレンタインの文化を広めようと2016(平成28)年に取り組みを始め、今年で9回目。当日は、知名町農業青年クラブ(4Hクラブ)の男性会員と、JALふるさとワーキングホリデーで町内に滞在中の人を合わせ15人ほどが買い物客へ花束を贈った。
同島で栽培されたトルコギキョウ、グラジオラス、テッポウユリ、オリエンタルリリー、スプレーギクの5種類を組み合わせ、花束80束を手作りで準備し、買い物に訪れた女性客に照れながら手渡しで贈る姿が見られた。
受け取った70代女性客は「花が大好きなのでうれしい。ありがとう」と笑顔を見せていた。同クラブの穐田和磨会長は「島の花で、女性が笑顔になってくれるのを見るとうれしい。少しでも家庭の食卓が鮮やかになれば」と話す。