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徳之島発アイドル「マリンメーレ」本格始動 地域活動とSNSで知名度向上へ

新曲ミュージックビデオ撮影でポーズを取るメンバー(写真提供=上岡壮さん)

新曲ミュージックビデオ撮影でポーズを取るメンバー(写真提供=上岡壮さん)

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 徳之島で活動するアイドルグループ「Marine Meere(マリンメーレ)」が2月11日、徳之島町文化会館(徳之島町亀津)で行われた所属ダンス教室「徳之島ダンスィング」の第2回総合発表会で、ダンスや歌などのステージパフォーマンスを披露した。

激しいダンスを踊りこなすメンバー(写真提供=上岡壮さん)

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 同グループは昨年7月に期間限定アイドルグループとして結成され、地域のイベントなどを中心に活動していた。今回、正式に名義を「Marine Meere」へ変更し、本格的に始動することが決定。ダンス教室の講師兼代表の大樂大門(だいらくだいもん)さんは「当所は夏限定でアイドル活動を行ってきた。本気でアイドルやダンサーになりたいと思っている子たちが多くいる。彼女らのために、この活動は継続すべき」と主催のあいさつの中で話した。

 現在のメンバーは5歳~14歳の8人で、楽曲や歌、衣装、振り付け、ミュージックビデオなど、制作に関わる作業に携わっている。主な活動は地域のイベント参加やスタジオでのレッスンなどで、3月には新曲「Gravity(グラビティー)」のミュージックビデオを発表予定。SNSやネットでも活動を行う。メンバー最年少の上岡りりさんは「お姉ちゃんたちと一緒に踊れてうれしい。楽しくかっこよく踊りたい」と話す。

 発表会でも4曲を披露し、会場からは大きな拍手が送られた。メンバーに娘が参加している保護者らは「子どもたちが笑顔で踊っている姿が何よりもうれしい。夏合宿からいろいろなことに挑戦して、成長している。互いに良いチームメートであり、ライバルとして、これから徳之島を代表するアイドルになってほしい」と期待を込める。

 大樂さんは「もっとオリジナルの歌やダンス、ミュージックビデオを制作し、徳之島の魅力を発信していきたい。子どもたちには、島にいたからできた唯一無二の思い出とともに郷土への愛を育んでいきたい。次世代につながる環境整備とアーティストを輩出し、いつかは東京ドームを目指したい」と、今後に向けての抱負を語る。

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