ヨロン島エコツアーガイド連絡協議会のメンバーが11月13日、与論城跡(与論町立長)と周辺の遊歩道で清掃活動を行った。
メンバーは同協議会の中で環境整備と新しいコース、プログラム作りを行う作業部会。年に数回、清掃活動を行っている。
近年、与論島では海の観光以外に、陸域や島の生活文化についても観光資源と捉え、与論城や集落周辺の散策などのエコツアーや星空ツアーも推進している。
10月には、星空観光などへの取り組みなどが評価され、持続可能な観光の国際的認証団体グリーン・デスティネーションズが発表する「世界の持続可能な観光地TOP100選2023」にも選ばれた。
同協議会副会長の阿由葉辰夫さんは「ここは史跡として重要で、団体のツアーも訪れる。夜は世界の持続可能な観光地TOP100選でも評価された星空の観察もできる大事な場所。周辺は与論城跡にあるサザンクロスセンターを中心に半径500メートルの街灯を光害対策型に切り替えている」と話す。
同協議会の打田昌子さんは「与論島は海以外にも素晴らしいコースがあることを観光客に知ってほしい。そのためにもコースの整備は重要だと思っているので、今日参加できて良かった」と振り返る。