沖永良部島知名町の住吉地区振興センター(知名町住吉)で5月14日、住民ら約40人が集まり「母の日の集い」が行われた。
「母の日の集い」は、婦人会など日頃から住吉字(あざ)のために活動している女性に対して、青壮年団が日頃の感謝の気持ちを込めて女性たちをおもてなしするもの。20年ほど前から毎年実施していたが、コロナ禍の影響で4年ぶりに開いた。
料理や接待など全て男性が行い、女性のコップが空になるとすぐに男性がお酒やジュースをつぐ姿が見られ、「いつもありがとう」の言葉を添えて、カーネーションの手渡しも行われた。
参加した女性は「毎年一番楽しみにしている行事。何十年もイベントが続けられているのはすごいこと。住吉の青壮年団に感謝しかない」と笑顔を見せる。
団長の中西さんは「コロナ禍が明けて、これからさまざまな行事が始まる。まずは飲んで、食べて、楽しい時間を過ごしてもらえれば」とほほ笑む。