与論町茶花で5月5日、「第20回銀座通り感謝祭」が開かれた。祭りは島内のエイサー2団体によるパレードで始まり、屋台やライブステージ、抽選会などが行われた。3年ぶりの開催に多くの人が訪れ、銀座通りは活気づいた。
同祭りを初めて訪れた島民は「与論へ移住して、こんなに人が集まっているのを初めて見た。通りを行き交う子どもらを見て、楽しみにしていたイベントだということが良くわかった」と話す。
主催した銀座通り会の髙井秀一朗会長は「コロナ禍でギリギリまで開催を迷い、4月に入ってから準備した。そのため協賛はなく、他のイベントの絡みもあって1日のみの開催になった。多くの人にお越しいただき、普段の生活で会えていない人に、肩が触れる距離で『来てくれてありがとう』と言葉を交わせて良かった。来年は2日間開催できるように準備したい」と話す。