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とくのしま製茶「赤い緑茶」がペットボトルに 島の新たな特産品目指す

「赤い緑茶」の赤いペットボトル

「赤い緑茶」の赤いペットボトル

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 とくのしま製茶(天城町大津川)が新たな徳之島の特産品となる「サンルージュ 徳之島の赤い緑茶(おちゃ)」を開発した。

アマミノクロウサギをモチーフにしたキャラクター

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 同商品は、奄美群島広域事業組合の「令和4年度 島ちゅチャレンジ応援事業」の採択を受け、同社企画担当の豊村友樹さんが商品開発を手がけ、約1年の期間を経て完成させた。2022年2月から商品開発を行い、試行錯誤を重ねて1次原料になる製茶を加工生産。今年1月にサンプル商品1万本が完成し、関係各所と全国へ配布し、3月までアンケート調査を行った。

 豊村さんは「元々10年以上『赤いお茶 サンルージュ』を生産していたが、葉からお湯でいれるパックタイプで販売していた。「気軽に手に取ってほしい」とペットボトルタイプにして、気軽に手に取れるお茶の製品を作りたかった」と開発の経緯を話す。「渋いお茶だったので、飲みやすい味を追求し、決めるのに何度も実験を繰り返したのがきつかった」と生産の苦労を振り返る。

 ターゲットに若い女性も含めた今回。「女性の目にとめてもらえる色を意識している。SNSなどのインフルエンサーの目にとまることを期待している」と、今後は販促にも力を入れていくという。

 希望小売価格は250円。発売は4月を予定。

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