和泊町のシェアハウス「ハニーカム」(和泊町出花字)に1月31日、同施設に併設する蜂蜜製造工場の看板が設置された。
両施設は同町でマンゴー栽培や養蜂業を営む「東マンゴー園」が経営。シェアハウスは昨年9月に開業したが、看板制作に当たって初めて施設名を命名。看板は入居者のイラストレーターの豊川茅(ちえ)さんが手がけた。
東マンゴー園代表の東孝一さんは「上等な出来栄え。インスタグラムを見たら、すごいイラストレーターだと知り、これはお願いしない手はないと思った。この看板を見て、豊川さんの島での仕事につながれば」とほほ笑む。シェアハウスの入居者数をミツバチのイラストで表しているのも、入居者からも好評だという。
豊川さんは青森県出身。避寒も兼ねて12月から青森県より同島にワーケーション滞在中。「楽しく作らせてもらった。まさか島でものづくりの仕事ができると思わなかったので、ご縁に感謝している」と話す。