未就学児からシニア世代まで幅広い世代が参加しているダンスと歌と演劇が学べる教室「徳之島DANSING(ダンシング)」が2月12日、徳之島町文化会館(徳之島町亀津)で「第1回総合発表会」を開催する。
昨年4月に開講した同教室は、徳之島の文化向上を目指し約10カ月、目標としていた50人の生徒数に達し、生徒から「誕生日にダンスシューズや大きな鏡をもらった」「毎日やっていたい」などの声を受け、当初から計画していた発表会を開くまでに至った。講師兼代表を務める大樂大門(だいらくだいもん)さんは「中途半端な文化事業ではなく、新しい文化として成立させたい」と意気込みを見せる。
郷土ミュージカルと呼ぶ自身の作品は全てオリジナルで脚本を手がけ、今回の公演「永遠のカナヤ」は、昨年12月に徳之島を題材に脚本を書いた作品「泡沫(うたかた)のネリヤ」(徳之島子ども劇団主催)を元に、ミュージカルバージョンで演出する。
大樂さんは「ミュージカルの他にも素晴らしいダンスや歌の発表があり、生徒たちが10カ月練習してきた舞台を、ぜひ観覧してほしい」と呼びかける。
ミュージカルの他、ヒップホップダンス、歌、地元のダンスチームや三味線などの演目が、夕方と夜の2回上演される。
夕方公演は16時開演、夜公演は19時開演。入場料(夕方・夜)は各1,000円(大人・子ども共通)。チケットは徳之島町文化会館で取り扱う。