沖永良部島・和泊町手々知名のNPO法人「SMAPPY(スマッピー)」が運営する「おむすび屋スマッピー」で1月17日、おむすびの日にちなんで「おむすび全品100円」企画が行われた。カンパチマヨや大根の葉とシラスの混ぜご飯など4種類のおむすびを、通常250円のところ100円で提供。当日は20組が来店し、100個前後を売り上げた。
1月17日は「おむすびの日」とされ、阪神淡路大震災の日にボランティアがおむすびの炊き出しで被災地を支援したたことに由来。同施設代表の新納佳恵さんは「前日にSNSでおむすびの日を知り、3人のメンバーでひたすら100個くらい握った。急きょ行ったが、この機会に来てくれた人もいて、縁を結ぶことができた」と話す。
おむすびに使ったカンパチはNPO法人「かごしまこども食堂支援センターたくして」が提供。15個買ったという宗岡世奈さんは「夜ご飯に家族で頂く。人が握ってくれたおむすびは特別においしい」とほほ笑む。新納さんは「こども食堂を行っている。塩むすびと汁物は毎日無料で提供しているので、ぜひ来てほしい」と呼びかける。