「二十歳の集い式典」が1月2日、与論町砂美地来館(与論町茶花)で開かれた。穏やかな晴天に恵まれ、本年度20歳になった社会人として責任を持つ世代となる若者ら54人が出席した。
今年度より、「成人式典」から「二十歳のつどい式典」に名称を変えた
同式典は昨年の民法改正に伴い、成人年齢が18歳となったため、従来の「成人式典」から名称を変更。
高校卒業後は島を離れ、いわゆる「島立ち」をする若者が多いため、例年年始の帰省シーズンに合わせて開いている。参加した20歳の若者らは久しぶりの再会を喜んだ。
式典代表のあいさつを行った池田匡佑さんは「生まれ育ったこの環境がこれほど貴重で価値があり、幸せなことだったのか、島を出て初めて気づくことができた。改めて与論島で育ったことを誇りに思う。成人として、これからは大人としての自覚を持ち、自分と周りの人を大切にしながら未来に向かって力強く歩みたい」(竹村穂乃香さんが代読)と誓いの言葉を述べた。