徳之島町の亀津新漁港で12月25日、「コロナからの復活祭」と銘打ち、「食と農林水産業の祭典」とコロナ感染症や天候の影響で延期されていた「どんどん祭」が、にぎやかなステージ演目と共に合同開催され大勢の来場者でにぎわった。
会場には飲食店やハンドメードの店が立ち並び、サトウキビ重量当てや木工体験教室なども用意し、大勢の来場者は3年ぶりの屋外イベントを楽しんだ。 同町漁業組合によるマグロの解体ショーでは多くの人だかりができ、歓声が上がった。そのまま無料配布も行った。町内で肥育した徳之島牛の試食、販売会も同時に行い、いずれも長蛇の列ができた。
ステージでは、小さな子どもから大人までが演目を披露。太鼓や琉舞、ダンスなど多くの観客が久しぶりのショーに笑みを浮かべた。当日は、ものまね芸人のこんちるさんがゲスト出演。松山千春さんの曲を披露し、さらに会場を沸かせた。開会時には、食と農業をテーマにした絵画コンクールの受賞者と優良農家の表彰も行った。
同日夜に予定されていた花火大会は、貨物が悪天候のため届かず延期となり、来年1月に実施する予定。