沖永良部島でクリスマスの12月25日、ビーチクリーンとプラスチックごみをアップサイクルする体験会が開催された。主催は一般社団法人「おきのえらぶ島観光協会」。
午前中は和泊町内喜名(ナイキナ)浜で北風に乗ってやって来た多くの漂着ごみを回収し、午後からは知名町の屋者(やじゃ)のエラブココに場所を移し5年間ほぼ毎日、投稿前にビーチクリーンを行っている竿(さお)さん家族のプレゼンテーションを聞き、海洋ごみについての知識を深めた。
後半は佐賀県唐津市からプレシャスプラスチック唐津のメンバーと一般社団法人「アップホームワークス」(知名町)の協力で、ペットボトルのふたを細かく切り専用のプレス機に入れ、子どもたちが機械にぶら下がったりして手裏剣のおもちゃを作るアップサイクルに挑戦した。
アップサイクルされ手裏剣の形になったおもちゃを見て子どもたちは歓声を上げ、設置されていた標的に向けて笑顔で遊んでいた。
今後はサステナブルツーリズムのコンテンツの一つとして、沖永良部島の体験プログラムとして販売予定。来年度の商品化を目指すという。