本年度新設された徳之島町おもてなし観光課が、同町亀徳新港2階に事務所を移転した。
徳之島町では昨年度より、6回の会議と住民説明会、パブリックコメントなどの手続きを経て取りまとめられた「徳之島町新庁舎建設基本計画」に基づき新庁舎の建設を進めてきた。11日の新庁舎での業務開始に向け各課引っ越し作業を行うタイミングに合わせ、同課も移転することになった。
世界自然遺産登録を機に徳之島への誘客促進に向け、企画課・地域営業課の業務の一部を引き継ぐ形で本年度新たに設置された同課。業務内容は『観光に関すること』『産業の振興、商業・鉱工業に関すること』『自然公園に関すること』『世界自然遺産に関すること』など。6日~8日の10時~18時には、新事務所で同町の商品券「ゆいゆいチケット」も販売する。
同課係長の沖よしみさんは「世界自然遺産に登録されたことで来島する方が増えることが期待される。徳之島の海の玄関口であるこの港で明るく来島者を迎えたい」と意気込みを見せる。