20代の有志でコロナ禍の島を盛り上げようと沖永良部島知名町特産品の「シマ桑」PRイベントが6月27日、おきえらぶフローラルホテル(知名町知名)のロータリーで行われた。同ホテルと知名町農林課の主催。
当日は、シマ桑の粉末を入れて作られたパンケーキやかき氷を無料で振る舞った。観光客や島内の親子連れの姿が見受けられ、子どもたちがおいしそうに頬張っていた。粉末の入ったシマ桑オレも販売し、幅広い世代が物珍しそうに購入していた。
シマ桑は2012(平成24)年に知名町で加工場を整備して以来、生産から加工、販売までの6次産業化を目指して取り組んでいる。同町農林課の吉田さんは「コロナ禍の今だからこそ島内の人たちにもシマ桑の良さをぜひ知ってほしい」とイベントを企画した」と話す。
当日、会場には延べ約250人ほどが訪れた。