与論島茶花海岸で8月14日、「第52回ヨロンサンゴ祭」が開催され、多くの町民や観光客が訪れた。
与論町連合青年団員を中心とした同実行委員会が企画運営するヨロンサンゴ祭。以前は毎年夏に2日間開催していたが、コロナ禍で一昨年は中止し、昨年は花火大会のみで開いた。今年は1日間に縮小しての開催だが、3年ぶりにステージと出店を再開した。
ステージではエイサー、ダンス、バンド演奏、抽選会などが行われ、出店も多くの客でにぎわいを見せた。最後に花火が打ち上げられ、ヨロンサンゴ祭を締めくくった。
実行委員長を務めた山本翔士与論町連合青年団長は「各方面からの要望もあり、昨年より大きく開催したいと思いステージと出店を再開した。この祭りは全てボランティアと寄付で成り立っている。青年団はコロナ禍で集まりが減り、つながりが薄れていた。声を掛けてボランティアが集まるかどうか不安だったが、集まってもらえてとてもありがたかった。2年間の中断でノウハウが失われたこともあり、とても苦労した。来年は苦労しないよう、しっかり引き継ぎたい」と話す。