与論島の「ヨロン島観光協会」が5月、観光DX化の取り組みの一環でデジタル観光マップを導入した。
同協会ではこれまで島の観光地図を作成し無料配布してきた。デジタル観光マップにより、更新するコストの削減、古くなりゴミとなる地図を削減することもできる。今後も観光のDX化を推進する。
観光情報、現在地の確認の他、ユーザー同士でグループを作り、位置情報の共有やメッセージ機能がある。2次元バーコードなどを用いてURLを読み込みログインし、スマートフォンやPCのブラウザで閲覧。特別なアプリケーションは不要。
栁田真希ヨロン島観光協会dmo局長兼サステナビリティーコーディネーターは「与論では季節によって営業場所、時間が違う場合がある。紙だと変えられないが、デジタルなら変えることができて、観光客の利便性を高められる。短期間のイベント情報や場所を表示することもできる。今後はデジタル観光マップを使ったスタンプラリーを企画したい」と話す。