一般社団法人「徳之島観光連盟」(天城町浅間)の役員任期満了に伴い、新理事役員体制が発足した。
徳之島観光連盟、新理事役員体制発足 女性理事迎え女性観光客ニーズにも対応
同連盟は6月26日、通常総会を開き任期満了に伴う役員改選を行った。盛(もり)利広さんが新会長に就任したほか、新たに10人の役員を迎え入れた。執行役員は、盛会長のほか、豊村友樹副会長、四元延宏副会長、徳田公一副会長の4人。
総会では、世界自然遺産登録を目前に、観光誘致体制の早急な整備や活動、情報の発信など、総会に参加した会員から多くの意見が上がった。昨年より、運営体制の再構築を指摘されていた同連盟は、役員改選を機に改めて、運営体制の強化と世界自然遺産登録前後の観光誘致活動を展開する指針を挙げ、総会で承認された。
盛会長は「新理事役員のメンバーに女性や若い世代の経営者からも選任し、女性ならではの発見や若い世代の視点を組織の内外へと反映できる体制を整えたい」と話し、徳田副会長は「マンパワーが足りていない事務局体制の強化と健全な運営体制を支援し、世界自然遺産へ備えたい」と話す。女性理事3人も新たに加わり、女性観光客のニーズへ対応する。
7月には世界自然遺産登録が予定されている徳之島では、観光誘致への期待が高まっている。