3年目を迎えた与論島「森と海の合唱団」が5月、本年度の活動を始めた。
同合唱団は環境教育を目的とし、合唱のレッスンだけではなく、環境にまつわる本の読み聞かせ、勉強会や、ネイチャーゲームなどを行っている。
発足の経緯について主宰の池田理恵さんは「前職の保育士だった時、カリキュラムを組む中で、身近な自然は子どもたちにとって学びの場、必要な場だと気づき、環境問題に関心を持った。以前から合唱をしていたことから、歌を教えてほしいと頼まれていたが、技術だけ教えてもしっくりこなかった。そこで、この2つを合わせようと思い、2年前、この合唱団を立ち上げた」と話す。
2年間の活動を通して、「環境問題を『問題』として捉えていること自体が問題だと気付いた。子どもたちにはシンプルに自然が好きになってほしい。自然が好きになれば、大事にすることができるはず」と話す。
活動日は毎週日曜。メンバーは随時、募集している。