沖永良部島・和泊町立大城小学校(和泊町大字大城)校区にある5つの「字」を巡る「初めましてAZAツアー! 大城小校区の魅力を発見」が5月1日、親子向けに開催された。主催は同小の「大城小もりあげ隊」。
同小は文部科学省が推奨するコミュニティースクール(学校運営協議会)制度を導入し、「地域と共にある学校づくり」を推進しており、今回のツアーはその一環。
5つの「字」を巡り、名所や歴史、産業、自然などを観光しながら学ぶことを目的に開催。地域の人や保護者が企画を手がけ、ガイドやマイクロバスの運転を務めたほか、立ち寄り場所の説明なども行い参加した約30人の親子を楽しませた。
同隊の朝戸貴子会長は「自分たちが暮らす地域を巡ってみて、改めて良いところを知ることができた。新しく島に来る方々との交流もでき、楽しいツアーになった」と話す。
参加者で神奈川県から今年移住した鈴木水美(ゆみ)さんは「引っ越してきた地域(字)にどんな名所や歴史があるのか知ることができ、とても勉強になった」笑顔を見せた。