沖永良部島知名町屋子母(やこも)海浜公園で4月3日、一般社団法人「おきのえらぶ島観光協会」主催の海開きと昨年生まれた新生児とその家族を対象に伝統の浜下りが行われた。
当日は、海開き恒例の海の安全祈願祭と浜下りの神事が行われた。今井力夫町長をはじめとする来賓と浜下りに参加した家族が祈りをささげ、玉串の奉天を行った。
続いて、実際に浜に下りて赤ん坊の足を浜につけて子どもの健やかな成長を願った。浜下りには33組の家族が参加し、100人以上の人々でビーチはにぎわいを見せた。
同協会の東山輝昭会長は「あいにくの小雨だったが、神事も無事執り行うことができホッとした。33組のご家族に来ていただき、浜下りも楽しく開催できた。とにかく安全に島の子どもたちや観光のお客さまが楽しく島の海を満喫できるよう願っている」と話す。
参加した家族は「子どもの健やかな成長をお祈りさせていただいた」と笑顔を見せていた。