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同志社大の大学院生、沖永良部島の社会起業に学ぶ フィールドワークも

住吉にある要ファームの現場で代表の要秀人さんに畜産の新規就農について話を聞く

住吉にある要ファームの現場で代表の要秀人さんに畜産の新規就農について話を聞く

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同志社大学総合政策科学研究科ソーシャルイノベーションコースの教授と、そのゼミ生5人が沖永良部島で3月4日からの2泊3日の日程で、社会起業して活動している島民の話を聞き、自らの生活や仕事との違いや類似点についてディスカッションを行った。人文科学研究所20期第5部門研究会のリサーチの一環。

うじじきれい団とビーチクリーンを行う参加者

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 今回の視察はグリーン社会とソーシャルイノベーション:ライフスタイル調査に関するヒアリング、視察、研究会の実施が目的。ゼミで、沖永良部島知名町在住の東北大学名誉教授石田秀輝さんの講演を聞いたことをきっかけに沖永良部島への興味が高まり、今回のフィールドワークが実現したという。

 フィールドワークは2日間行い、ビーチクリーン活動を行ったり外国人技能実習生の島内での活動や実態を知りコミュニケーションを円滑に行うための社会起業をした話を聞いたり、小規模多機能介護施設を訪問し利用者とスタッフと交流したり、牛舎を訪問してさまざまな社会問題を解決するための実践を見学したりした。

 同大学院の服部篤子教授は「お会いした人々の豊かな日常に触れることができた。沖永良部島には、挑戦する人々を受容するエコシステムが醸成されつつあるのではと感じた」と話す。

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