徳之島町母間にある「さくら並木ハッピーロード」で2月5日~15日、毎年恒例の「夜間ライトアップ」が行われた。
同地域は、同地区出身の個人が約20年間、約300メートルにわたり植栽を続けたヒカンザクラ約170本があり、徳之島町最大の桜の名所「さくら並木ハッピーロード」として親しまれている。現在、母間校区会が管理し、同青年団によってライトアップイベントが開催されている。
本来であれば、鏡開きや夜桜ライトアップの点灯式、ミニライブが楽しめる「母間さくら祭り」や桜並木や母間の花時名展望台などを巡る「ウオーキング大会」などが開催され、多くの島民が一足先に春の訪れを祝うが、昨年から続いている新型コロナウイルスの影響で今年もライトアップのみの開催となった。
まん延防止等重点措置により徳之島でも全てのイベントが中止になり、飲食店は休業や営業時間を短縮するところが多い中、ヒカンザクラが夜の徳之島を明るく照らした。