与論島でペンキ画家のSHOGENさんと島内在住の若者2人による絵と写真の展示会「3人展」が10月24日・25日の2日間、茶花自治公民館(与論町茶花)で開かれた。
同展は、SHOGENさんの発案で、2月の来島時に写真や動画を撮ることが好きな与論島出身の縁さん(14)と絵を描くことが好きな移住2年目のWAKAさん(11)に出会ったことがきっかけ。
SHOGENさんは単身アフリカへ渡り、村人と生活を共にしながら絵を描き続けたペンキ画家。
イベント初日は飛行機のトラブルでSHOGENさんが不在となり「2人展」となったが、2日目は無事「3人展」として開催され、笑顔で幕を閉じた。
来場者は2日間で200人を超え、「タイトルの付け方が作品をより引き立てている」「絵の奥行き感や立体感が感じられる」などの声が聞かれた。
縁さんは「写真を見た感想は人それぞれ。自分の思ったことをタイトルで表現した。『優しい感じがする』と何度か言われ、無意識に気持ちが入るのかと思った」と話す。来場者の一番のお気に入りの写真と一緒に撮影するサプライズ企画も行った。
将来の夢はイラストレーターというWAKAさんは「もっと完成させられたはず」と、自身の課題について語った。