
「伊仙町ほーらい祭」が10月5日、徳之島の面縄漁港(伊仙町面縄)で開催された。夏の終わりを告げ、秋の到来を感じさせる同祭は、今年も多くの来場者でにぎわいを見せた。ここ数年は夏の猛暑時期を避け、秋に時期をずらして開催している。
ステージイベントでは、例年通り島内外のアーティストが多数参加。オープニングを飾った同町の園児による発表をはじめ、島唄、郷土芸能、エイサー隊などが次々と登場し、祭りに華を添えた。徳之島出身のヒップホップダンスアーティスト「GOTCH(ゴッチ)」さんは、地元ならではの熱いパフォーマンスで会場を大いに盛り上げた。
今年の目玉となったのは、スペシャルゲストとして登場した「DOZAN11 aka 三木道三」さん。ヒット曲「Lifetime Respect」を生み出し、一世風靡(ふうび)したレゲエアーティストのスペシャルライブに、会場の熱気は大いに高まり、観客は大きな歓声とともに盛り上がりを見せ、名曲の数々に酔いれた。
クライマックスは、ほーらい祭名物の迫力ある音楽花火とレーザーショー。面縄漁港の夜空を舞台に、至近距離で見られる鮮やかなレーザー光線と、音楽に合わせて打ち上がる花火が秋の夜空を幻想的に彩った。