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茶花小で遊具の完成式典 卒業生のプロジェクトが寄贈

プロジェクトを完遂した卒業生と記念写真

プロジェクトを完遂した卒業生と記念写真

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 与論町の茶花小学校(与論町茶花)で9月6日、昨年度の卒業生らが記念品として寄贈した遊具の落成式が開かれた。

テープカットの様子

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 卒業生らは昨年度「茶花小に遊具を!プロジェクト」を結成し、バザーや寄付を募って資金を集め、新しい雲梯(うんてい)を購入した。遊具の設置作業や古い遊具のメンテナンスも手伝った。

 式典は児童たちが準備と進行を担当。在校生や保護者、町長、教育長、校長らが見守る中、卒業生代表の南天竜さんが「96万2,302円の募金が集まった」と協力者に感謝を述べ、「今日は大人も子どもの気持ちに戻って遊具で遊んでほしい」とあいさつした。

 テープカットには施工者や保護者、昨年度の担任も参加。その後、複数の遊具に連続で挑戦する「茶花小名物サーキット」が披露され、新設した雲梯を楽しむ児童たちの活気ある声が校庭に響いた。

 プロジェクトの副リーダーを務めた山楓花さんは「始めは心配だったが、完成して本当に良かった。これからも私たちも遊びに来て、後輩たちと楽しみたい」と話していた。

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