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与論中・高の吹奏楽部が「ただいまコンサート」 コンクールの演目披露

与論中と与論高の合同演奏

与論中と与論高の合同演奏

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 「第70回鹿児島県吹奏楽コンクール」に出場した与論中学校・与論高校の吹奏楽部が8月7日、「吹奏楽コンクールただいまコンサート」を与論町地域福祉センター(与論町茶花)で開き、コンクールの演目を町民に披露した。

与論高は南九州大会に出場する 

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 中学生は広瀬勇人さん作曲の「レ・プレリュード」、高校生は大島ミチルさん作曲の「Rhapsody~Eclipse」とJ.オリヴァドーティ作曲の「序曲バラの謝肉祭」を演奏した。

 訪れた町民は、中学生ののびのびとした演奏と、コンクールで金賞を受賞した高校生の息の合った演奏に温かい拍手を送った。

 4人編成の与論高吹奏楽部、川上楓真部長は「人数は少ないが、クラリネット1人、ユーフォニアム2人、パーカッション1人という他にはない編成で、自分たちの良さを伸ばし、それぞれの音色を工夫してきた」と話す。コンサートについては、「与論の人たちに一番練習してきた曲を披露でき、南九州大会に向けて頑張りたいという気持ちが強くなった」と決意を新たにする。

 コンクールで印象的な演奏に贈られる「おりべ賞」を受賞したパーカッションの橋本紗さんは、7種類のパーカッションを演奏した。「楽器が多いので移動の際に余計な音を出さないようにするのが難しかった。部員が4人なので、同じ楽器の奏者同士でアドバイスをもらうのが難しい。自分で頑張らなければいけない場面が多かった」と振り返る。

 与論中吹奏楽部の川畑結楽部長は「今回のコンクールで先輩たちはすごい成績を残していた。私たちは至らなかったが、そういう先輩たちと演奏できるのは本当に良い機会」と話す。吹奏楽の楽しさについて「合奏で、気持ちがそろう日とそうでない日があり、変化があるから楽しい」と話す。

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