
与論町で3月13日、2024年度の「花壇コンクール」の結果が発表され、那間第2子ども会(与論町那間)が金賞を受賞した。
与論町子ども会育成連絡協議会・与論町教育委員会が主催で毎年開催している同コンクール。町内15カ所の子ども会の花壇を、整備の状況や創意工夫、バランスのほか、周囲の特性を生かしているか、感動を与えるか、などの項目で審査した。
審査期間は2月18日~24日。町内の花壇は色とりどりの花にあふれ、町民の目を楽しませた。
那間第2子ども会の花壇は、ヨロンマラソンのコースにもなっている交差点の角地にある。クジラの形の花壇と船の形の装飾を施し、ランナーを応援する看板などを設けた。
同会の橋本愛会長は「全体は与論の海をイメージしている。昨年4月に、レンガの並べ替えと土台作りを始めた。交差点の見通しを悪くしていたヤシの木を移動し、ハイビスカスも植える配置換えも行った。子どもたちが10年以上前に描いた看板を利用したことも評価されたポイント。地域住民の手伝いや、地元業者による花の提供を受けて、年間を通して花を植えることができた」と振り返る。
同会の橋本喜君は「レンガで囲ったり、花に名札を付けたりした。夏はほぼ毎日、水やりをした」と話していた。